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妄想radio (レディオ)

妄想radio (レディオ)

妄想radio (レディオ)

作家
桜木紫乃
出版社
北海道新聞社
発売日
2023-04-08
ISBN
9784867210888
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妄想radio (レディオ) / 感想・レビュー

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starbro

桜木 紫乃は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者久々のエッセイ集、小説とのギャップが楽しめます。 著者と同い年なので、妄想radioの唄の歌詞も曲も良く解ります。カバーイラストは、大好きな江口寿史でした♡ https://shop.hokkaido-np.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=bk12500011&bid=book

2023/05/21

いつでも母さん

正直言って『おばんでございます』を読んだ時のような衝撃は無い。ずれずれ草として日経新聞夕刊に掲載されたエッセイと中島みゆき詩集に寄せたエッセイ。妄想radioとして、季刊誌と月刊誌に掲載の名曲がタイトルの短編10話。そして、担当編集者の覆面座談会。チラチラ桜木紫乃を感じつつ、覆面座談会のイメージ通り(小説とのギャップ)にニマニマしながら一気に読んでしまった。カバーイラストはまんま桜木紫乃さん。

2023/05/01

おしゃべりメガネ

北海道出身&在住の直木賞作家「桜木紫乃」先生のド天然ぶりが炸裂する痛快エッセイです。あの官能的かつ叙情的な作風からは想像もつかないようなぶっ飛んでるキャラ感がインパクトありありです。特に後半に収録されている先生に縁のある皆様方の座談会はまさしく空前絶後のエピソード満載です。このギャップがあるからこそ、あの作風に深みが増すのかなと思えてきます。これからもお体には十分気をつけて、北海道の壮大な自然とほっこりとした温かみのある文章を綴り続けてほしいです。ギャップ感ありありのエッセイの次作も楽しみにしています。

2023/07/02

あすなろ

桜木氏北海道新聞社刊行エッセイ第二弾。収録分のうち、前半の日経夕刊掲載エッセイは時折読んでいたものではある。今、これに掲載中の林真理子氏や少し前の逢坂剛氏含め、やはり一流の作家氏のエッセイは秀逸でまとめて読みたいという各々の質の良さが感じられるものである。その次は砕けた桜木パワー全開の2章。ラストの編集者達の対談であるが、桜木氏作品を一切読まずにエッセイ読むと同一人格に思えぬであろう。そんなファンの為のエッセイ集。後、個人的には中島みゆき氏とのシンパシーを語るエッセイが好きだ。

2023/09/24

ALATA

「年は取るより重ねたほうが、視界にも厚みが出るものかもしれない」桜木さんのエッセイ集、初読みです。ずれずれ草、妄想radioと気の向くまま、そぞろ歩きで書き連ねた一粒一粒の文字が躍っている。「ここは霧の街、昭和の匂いを色濃く残した歓楽街、赤提灯横丁」チーママの与太話も去年行った釧路の街を思い出す★4※江口さんのカバーデザインが秀逸。すぐばれる覆面座談会での「まじめで誠実、そして愛情深い」著者の表情が滲み出てます(⌒∇⌒)

2024/02/12

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