心に愛 唇に毒(さきがけ文庫)

★グラスハート★

2.0　秋田魁新報社ってみた瞬間、「？？」となった。見慣れない出版社から文庫を出しているんだなぁと思ったんだけど、中のエッセイを読んでわかった。大方の内容は３歳まで住んだ生まれ故郷の秋田の話。秋田魁新報社で連載している「明日も花まるっ！」をまとめた本だった。 年代的には私の感覚に合う作風を書く人ではないんだけど、題材や人物、毒の中に愛を感じたり、幅広い引き出しをもっており、感覚も鋭いので好きな作家。

2017/10/16

バールの様なモノ

　郷土愛に満ちあふれていた。自分には地元の為に何ができるか考える機会ができたことに感謝。

2017/06/06

みけ

この人のエッセイは自分の考えをちゃんと書いてあるから、どれを読んでもはずれがない。

みはる

「何でも面白がってしまえ」と腹をくくる。こんな内館牧子の強さ、たくましさにはいつも勇気をもらう。もともと秋田出身者としてのコラムだから、秋田に関する話題が多いのは仕方ないのだけど、秋田にからまないテーマの回の方が楽しめた。筆者曰くの郷土愛のせいか、どうも空回りの感が。ふるさとはやはり遠きにありておもうものか。

2013/06/01

じゅんぺい

なんと、秋田魁新報から文庫本が発売されることになり、創刊第一冊目がこれということで衝動買い。元横綱審議会メンバーのイメージが強い著者ですが、秋田への郷土愛が強いことが伝わってきます。常々秋田魁新報を熟読しており、秋田にも定期的に訪ねてきているようです。秋田県人としてはいろいろ励まされることが多く、もっと郷土に自信を持っていいのでは、と感じました。この「さきがけ文庫」も長きにわたって栄えて欲しいし、応援していきたいと思います。

2012/06/16