KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

わしの眼は十年先が見える: 大原孫三郎の生涯

わしの眼は十年先が見える: 大原孫三郎の生涯

わしの眼は十年先が見える: 大原孫三郎の生涯

作家
城山三郎
出版社
飛鳥新社
発売日
1994-05-30
ISBN
9784870311718
amazonで購入する

わしの眼は十年先が見える: 大原孫三郎の生涯 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゆーいちろー

美術館を作り、各種研究所を作り、病院まで作り、後の世に残す。建物や組織だけでなく、多くの個人を支援し、留学、研究の道を開く。日本人には珍しい大パトロンの一生は鮮烈の一言。孫三郎の人生の前半は石井十次というこれまた破格の活動に身をささげた人物との交友による、自己の練磨が主軸になる。自分自身の賢さを誇る多くの人間に、このように一途に自らが信じた人間を信じることができるだろうか?本書が孫三郎の子の總一郎の死によって閉じられるのも印象的。孫三郎の遺したものが一代限りの浮薄なものでない何よりの証拠だろう。

2012/12/09

uta_yakko

倉敷の小学生なら郷土の偉人として学ぶ人物。うちの子も当然習ってるがわたしは倉敷の小学生じゃなかったので深く知ってはいなかった。それでも倉敷が空襲を免れたのは美術館のおかげ、とか先進的な病院のこと、とか、まあ常識的になってる。もうね、大河ドラマにもできそうな展開でびっくり。石井十次伝にもなってるし。でも凡人のわたしは砂田に感情移入しましたよ。そういえばアマデウスでもサリエリに感情移入したっけな。でもちょっとしか出てこない共産党の女性、あれはダメだ。ああはなるまいよ、と自戒。十年先は見えないけど、せめて視野は

2012/07/29

HALI_HALI

今までで一番共感。

2012/03/01

感想・レビューをもっと見る