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グレアム・ヤング毒殺日記

グレアム・ヤング毒殺日記

グレアム・ヤング毒殺日記

作家
アンソニー ホールデン
Anthony Holden
高橋啓
出版社
飛鳥新社
発売日
1997-05-26
ISBN
9784870312968
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グレアム・ヤング毒殺日記 / 感想・レビュー

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Dr.strangelove

まず、彼に対してはその境遇を鑑みても同情は感じない事を先に述べる。その上で、彼は人間を何故それほど憎んだのだろう、自分さえも。人間に生まれながら、ついにその仲間に入る事が出来なかったグレアム。日記の中で「犯罪が露見した時には自分自身を始末する」との一文が印象的だった。何を試したかったの?何を証明したかったの?命を造り出すのは人間だけれど、奪うのは人の役目ではないんだよ。

2014/02/09

£‥±±

 先に読んで居た本より面白くて読了してしまった。  悪いと思いつつも自分を担いで河を渡っている蛙を毒針で刺してしまうサソリの如きヤングにある種の痛快さまで感じてしまう。  被害者、家族は全く持って溜まった物では無いが。  刑務所で早死にしたのも潔い。  ただ、ヤングが最初に15年の予定で医療施設に収監されたのが13-14歳だと言うのがこの手の精神的特性を持った人間を矯正する事の難しさを物語っており、その点は重い。  バザリア法を通したイタリアは凄いと思った。

2022/04/07

多分、器用です

サイコパスの心情の理解という点において非常に興味深い本であった。 道徳も情もなくて、ただ単に興味と好奇心しかない人間の話。

2015/03/02

佐藤 廉

クレアム・ヤングの狂気じみた行動には驚愕する。彼のすごいところは(すごいといって良いのか疑問だが)毒物を人に服することが、マウスに実験するのと同じように行えることだ。毒物に対する純粋な興味によって動いているという意味ではとても純粋な人間なんだろう。痛みを感じにくい人は人に痛みを与えることに抵抗を覚えないというが、彼は毒によって死ぬ人間の痛みを理解できない脳に障害を持った異常犯罪者だったのだろうと思う。精神鑑定を一度受けてもらいたいものだ。

2012/12/30

ポルターガイスト

グレアム・ヤングかっこいいな! 言ったらあかんのわかってるけど!

2009/02/11

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