古道具屋さんの経済原論
古道具屋さんの経済原論 / 感想・レビュー
Humbaba
古道具屋は、骨董屋と異なり、美術品などの目利きは行わない。自分の出来ることをしっかりと認識して、だれに、どのようして、いくらなら売れるのか考えて仕入れを行うことが大切である。
2010/01/30
らびー
97年に出版された古道具屋の店主さんが、およそ80年代頃の古道具屋の仕事について書いた本。実に20年前の本だけど、今でも充分読んで面白いし、勉強にもなる。リサイクルショップなんて、今じゃ郊外でよく見かけるけど、著者は小さな店舗で商品一つ一つ工夫して、売り物になるように手を掛けて売っていく様子が肩肘張らない浪花節の文体で書かれていて読みやすい。また古道具屋の経営に納まらない広い視野で経済や流通について独自の哲学が書かれている。ほとんどエッセイのような気軽さだけど、確かに経済「原論」といえる内容だった。
2017/05/03
ナカ
非常におもしろかった。 どんな商売にも通じる内容なのだろう。 仕事を楽しみながら、余裕を持ってされているのが羨ましい。
2012/10/08
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