価値ある人生のために: 若き友への手紙
価値ある人生のために: 若き友への手紙 / 感想・レビュー
おいしゃん
福田和也でも、文筆家になるまでにこんな挫折を味わったのかと、意外。その挫折が、今の自分の状況と重なり、少し励まされた気分。
2014/01/28
フッセル
生きることの意味、目的が定められていないことこそが、自由の本質なのだ。 結局死ぬとしても死に至る道は人それぞれだ。 その道は自分で作ることができる。 就職することから、いかに生きるか、という問いが始まる。 仕事というのは、自分が何を生きることの軸にしていくか、何を目指すか、何になら真剣になれるか、さらにいうならば、何のためになら命を捨てられるか、を決めることなんだ。 このことについては、自分は絶対にいい加減にしない、譲らないということ、それを発見し、自分に課すこと、それが仕事を決めるということだ。
2019/09/08
CherryBlue
ある雑誌で筆者の対談記事が載っていて、どんな人なんだ?という気持ちがわいて、読んでみた一冊。筆者の実際に出した書簡を元に出した本という事だが、岐路に立つ相手に対して非常に愛情ある手紙を節目節目で出している。私も就職活動時代にこんな手紙を読んでいたら、もう少しまともに考えて活動していたのでしょうか?
2009/12/07
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