お笑い日本の防衛戦略: テロ対策機密情報
お笑い日本の防衛戦略: テロ対策機密情報 / 感想・レビュー
タックン
青山繁晴さんをテレビでお見かけして、「この人は何者?」と興味を持っていたところ、ブックオフにて著書を発見して読破しました。今の日本のあり方(日米安保問題)を淡々と話せる所だけということでお話しになっています。この人のは、たくさんの政治家、官僚、マスコミに及ぶまでの人脈をもち、自分たちが知らされていない事実をたくさん知っておられるようでした。すこし、追っかけてみようと思います。この本でも、知らない事実に驚愕しています。しらないことの幸せというのを実感させられました。
2013/01/07
phmchb
青山繁晴とテリー伊藤というそうそう無い組み合わせのふたりによる2001年の対談本。国防に関する問題提起としてはいいものだと思う。ただ、テリー伊藤は今ではパチンコの犬になってしまった。
2014/01/17
viva
現行のままでは自衛隊は日本防衛時に何も出来ない。莫大な予算と訓練をしときながら。しかし、それは実力がないわけではなく法整備の問題で、行使したくても出来ない。だから自己防衛できるように変えて行きましょう。って話が繰り返し述べられている印象。自衛隊は訓練することが仕事ってのには…まいったな。
2013/07/24
さとる
青山議員が戦略アナリストを名乗っていた時代。9・11直後の対談。自衛隊が抱える問題がこれでもかこれでもかと書かれる。が,この本のクライマックスは青山氏が共同の記者として取材をしたペルー公邸人質事件のくだり。独裁者フジモリ大統領のウラの怖い面,実行犯に対するむごい報復。青山氏,自らこういう修羅場体験・取材。こういう政治家は強いよなあ。
2017/07/21
ココアにんにく
2001年。アメリカの同時多発テロ(ル)がおきたあとの対談。まだ独立総合研究所の前、戦略アナリストの肩書の青山さん。昔の本だが今読んでもすごく勉強になる。絶対安全と言われていた原発のこと。NBC兵器の恐ろしさ。尖閣諸島。日米安保。一番関心をひいたのが、ペルーの日本大使館事件。あの事件のうらにあまりにも悲惨な現実があったとは。当時、共同通信の記者として現場で取材をしていた生々しい話に目をおおってしまう。タイトルがお笑い×と書いてあり、軽い内容だと読むのを敬遠していたが、読むと重い。
2015/08/08
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