なんとなく
なんとなく / 感想・レビュー
Kawai Hideki
パン屋が自転車を作ったり、インタビューの人が道路を掃除したり、デパート帰りの人が表彰台にのぼったり、強盗が壊れた柵を直したり、どっかの会社の秘書の人が水着になったり、みんな、連鎖的発作的刹那的にただ「なんとなく」何かをする絵本。主役は左上のパン屋さん。なんとなく自転車やパンツを作ってしまう、なんとなくのパン屋なのだ。一応、パンは売っているらしい。娘は、「表彰台」の響きが気に入ったらしく、手近な缶の上にのぼっては「ひょーしょーだいにのぼったよ!」と嬉しそうだった。
2015/03/22
AKIKO-WILL
五味太郎さんの発想が面白い絵本!色んな人がなんとなく予想外な事をして!なんで?なんとなく笑 ページめくるのが楽しかった!
2016/04/02
遠い日
ものごとの偶然と必然を、五味さんらしいテイストで描く。なんとなくすることは、気の赴くままのことだから、みんななんとなくいい顔してる。「〜であるべき」という固い考えに縛られがちな毎日から、ちょっと解放された気分。
2015/07/26
千尋
図書館で立ち読み*様々な職業の人々が「なんとなく・・・」という理由で自分の職業とは関係のない行動をとるおはなし**リズム感がある文体で読んでみて面白かったです*
2011/09/29
anne@灯れ松明の火
新刊棚で。ホントに脈絡がない。それを「なんで?」「なんとなく」でつなげていく。これでひとつの絵本になるんだ~と、ちょっとビックリ。絵もかわいいし、五味ワールドだとは思うけれど、イマイチ引きぎみ。なんでか?って。なんとなくだよ~
2011/10/27
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