はやくあいたいな
はやくあいたいな / 感想・レビュー
ヴェネツィア
五味太郎の絵本。お話はいたってシンプルで、よおちゃんとおばあちゃんが互いに会いたくて何度もすれ違いというもの。幼少期の子どもたちは同じパターンの繰り返しに無上の快感を覚えるようだ。この類型の多いこと多いこと。それは人間が本来持っている初元的なものに発するのだろうか。さて、この絵本だが、生命はやはりあの飄々とした伸びやかで明るい絵にある。みんなの演劇的な表情もいい。ついでにネコやヤギまでが。
2024/07/02
優花 🍯モグモグ
こういう、温かな絵本っていいな。読んでいてホッコリした気持ちになりました。
2013/12/25
gtn
よおちゃんは、おじいちゃんでは満足できなかったのか。おばあちゃんも、よおちゃんの母では気詰まりだったのか。よく考えたら、あんまりである。
2020/04/10
Kawai Hideki
孫娘とおばあちゃん。ある日、突然お互い会いたくなって、孫娘はおばあちゃんのところへ、おばあちゃんは孫娘のところに入れ違いで行ってしまう。あわてて戻るもこれまた入れ違いに。会いたい気持ちは募るばかり。果たして二人は会えるのか?と、ほのぼのながらも手に汗握る展開の絵本。
2014/01/26
Hong Kong @新潮部2024
五味太郎さんの詩を探しているのだが適当なのがなくて、この好きなお話を再読。
2023/10/11
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