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日出処の天子 全7巻 (漫画文庫)

日出処の天子 全7巻 (漫画文庫)

日出処の天子 全7巻 (漫画文庫)

作家
山岸凉子
出版社
白泉社
発売日
2003-09-10
ISBN
9784871187978
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日出処の天子 全7巻 (漫画文庫) / 感想・レビュー

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井月 奎(いづき けい)

如来であれ菩薩であれ、仏は人を救いません。人がその命を全うするのは自分だからです。菩薩さまは痛みに苦しむ私に言います。痛みは生きている証ですよ、と。如来さまは存在の意味にもがく私に存在、時間、命とはどうあると思いますか?そう聞いてきます。この物語での厩戸皇子は孤独、(求める人からの)拒絶、それらの痛みにもがき、千年以上見えぬ涙を流して、流れる血を放っておきます。人は優しいほど苦しむのかもしれません。それをどう思い、どうするのか、それこそが人が人に生まれて考えるべき大きな一つの問いに思えます。

2020/03/15

sasara

大和和紀山岸涼子二人展鑑賞で感動し日出処の天子全巻大人買い。知ってるようで知らない実在も謎だらけ厩戸皇子(聖徳太子)を超能力者で同性愛者で人嫌いに描く山岸涼子さんは凄すぎ

2024/03/24

たまご

「人生で影響を受けた本100冊」コミュニティのための本棚登録で. 歴史を,このようにフィクションを交えて語っていいのだ!と衝撃を受けたなあ.

2020/03/15

バームクーヘン

先日読了した「お探し物は図書室まで」に出ており、懐かしくなり久しぶりにひっぱり出してきた。歴史を織り交ぜたフィクションで厩戸皇子と蘇我蝦夷を中心に物語は進む。35年位前の作品だが全く色褪せる事なく、グイグイと引き込まれ独特の世界観を存分に楽しんだ。

2021/04/17

マドリン

子どもの頃から持ってるマンガ。 時々読み返すと面白い。

2020/06/30

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