死霊狩り (1) (平井和正全集 10)
死霊狩り (1) (平井和正全集 10) / 感想・レビュー
みみずく
主人公俊夫はレーサーとして復帰するためにお金を稼ごうと自然と獣、時には人間相手に死闘を繰り広げ、なんとか生き残る。その後なぜ自分たちは集められ殺し合いをさせられたのかを知り、反発したが結局ゾンビハンターとして生きていかなければならなくなる。ゾンビは誰?というミステリ要素もあるけれどそれよりも超人的な生命力と闘争本能を持つ人間がたくさん登場し、物語冒頭からまるで痛みなど感じないような残酷で冷徹な仕打ちが続くため、その要素はあまり頭に残らなかった。「1」とあるので、まだ物語の導入部なのだろう。
2015/02/11
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