平井和正全集 9
平井和正全集 9 / 感想・レビュー
山口透析鉄
私がこの作品などを読んだのは角川文庫版でした。 エイトマンが不本意な終わり方をせざるを得なくなり、これは何としてでも書きたかったのでしょうね。 この時期の平井和正氏とかは、前半の犬神明もそうでしょうが、本多勝一氏の著書とかもかなりお好きで読んでいたのでしょうね。 氏はレイモンド・チャンドラーの愛読者でもあったので、ハードボイルドSFの佳作にはなっていましたね。
1987/01/10
まんだよつお
「卑しき街を行く孤高の騎士」(レイモンド・チャンドラー)を主人公とする物語をハードボイルドと呼ぶならば、本書はまぎれもなくSFという表現形式を借りたハードボイルドに他ならない。
2021/07/07
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