平井和正全集 47
平井和正全集 47 / 感想・レビュー
山口透析鉄
平井和正氏の幻魔大戦の文庫本、角川・徳間と概ね読みました。が、結局、作者も己の信仰に真摯に向き合った小説をきっちり書けたかと言えば疑問だらけで、本はとうに処分してしまっていますね。 山本周五郎氏の小説も好きだったそうなのですが、一度、そのくらい、きっちり書いて欲しかったです。 平井和正氏の熱心な(盲目的と言っっても良い)読者とオウム真理教の信徒、あまり差も感じられず、残念ながら二線級の小説家止まりの1人でしかなかったように、思われてなりません。 嫌いではなかったのですがね。
1987/12/13
お腹ボン!
妊婦の時「ム―」を愛読する知人から16巻位だったと思うけど借りて読み耽った。途中 宗教じみてウヘ~ってなったけど、かなり染まってしまった。また出会う事があれば是非再読したいと思う。
鎌倉喜昭
本日youtubeにて本作のアニメ版の映像見て、思い出した。大学生のころレンタルで借りて見た後すっかりハマり20年前名古屋の鶴舞にある古本屋にて全巻購入、ただひたすら読みまくっていた。映画のストーリーは単なる導入みたいなもので、本編を読み進めて行くに従い、力を求めていく気持ちとそれに踊らされる一般人の気持ち・・・。郁江のココロを思うと切なくて、でも主人公の気持ちもみえてきて心のそこに力を欲する自分がいて。今うる覚えなため改めて読み直して見たいもんだ。((オウムとかぶるかな)
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