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もうすぐ死に逝く私から いまを生きる君たちへ 夜回り先生 いのちの講演

もうすぐ死に逝く私から いまを生きる君たちへ 夜回り先生 いのちの講演

もうすぐ死に逝く私から いまを生きる君たちへ 夜回り先生 いのちの講演

作家
水谷修
出版社
鳳書院
発売日
2022-09-09
ISBN
9784871222044
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もうすぐ死に逝く私から いまを生きる君たちへ 夜回り先生 いのちの講演 / 感想・レビュー

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Kurara

★3 こういう先生はなかなか出て来にくい日本の社会だと思う。 水谷先生に感謝されてる人はたくさいるでしょうね。良い先生ですね。【22.76】

2022/10/09

佐藤光弘

今年の夏、横浜市内で著者の話を聞きにでかけた。 壮絶な話だった。 心を揺さぶられた。 勇気を頂いた。 なぜ、志願して定時制高校に異動したのか。 夜回りを始めたのか。 断り続けていたテレビやラジオに、出演して語りかけるようになったのか。 がんを患っているという著者が、ある少女の話をすべての講演でするのはなぜか。 貧困。ドラッグ。売春。暴力。 著者ほどの人が、反省をし続け、闘い続けるのはなぜか。 熱くて、優しくて、人間むき出しの「夜回り先生」に魂を揺さぶられる一冊。

2022/09/19

良さん

【読後感】「夜回り先生」のことは、多くの不良たちを夜の世界から更生させる方だとしか認識していなかった。しかし、若者の中には、薬物の世界から抜けられず、こんなに壮絶な死をとげる者もいたのか、そして、無念を何度も感じていらっしゃったのかと驚いた。 【心に残った言葉】ぜひ、君たちのクラス・学校・地域を優しさで満たしてほしいのです。その優しさが、これからの君たち自身の人生の中で、必ず何十倍・何百倍にもなって君たちの元に戻ってきます。(82頁)

2023/02/01

しじま

凄絶な話だった。箱の中の腐ったリンゴと例えられもし忌み嫌われ社会から排斥される非行少年少女達。彼らがどのような人生を生きそして死んでいくのかを著者は語る。語り継ぐことにより亡くなった子供達が人々の心の中に息を吹き返し、生きた意味を得、同じ境遇にある誰かを昼の世界に引き戻す。“夜回り先生”の存在は知ってたけど、このような体験と活動をしてるとは初めて知った。助けの要る人は人が助けたくないと避ける人。そんな彼らにここまで向き合い続けるのはすごい偉業だと思う。

2022/11/12

りゅ

どの様に愛を受けたかって大事だなと改めて思った。 人の元々の性質は真っ直ぐだからこそ歪ませているのは環境のせいって考え方でその人自身を見てあげる姿勢が信じるってことなのかなと思った。

2023/01/20

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