安藤忠雄 都市と自然
安藤忠雄 都市と自然 / 感想・レビュー
tuppo
あるものを活かしてないものをつくる。暴力性。私は建築家ですから抽象的な理論と同時にやはり現実の場所からの発想というものに重きを置きます。
2019/05/12
まめタンク
2020年106冊目。建築家=奇抜でかっこいい建物というイメージがあるけれど、安藤さんの建築は建物とその周囲にある環境で成り立っているという主張には、はっとさせられた。ベネッセの福武さんとの美術館の建築も、美術館がすごいのではなく、あえて美術館を地下に埋めその環境との一体感が凄いのだと感じた。安藤忠雄さんは年齢的には師匠的な存在だけど、設計する建築家は新しいし、環境と共に育っていくのだなぁ〜と本書を読んで感じました。
2020/03/07
sonohey
ゲストハウスで出会った人に建築の魅力を教わり、試しに一読。美しい建築写真と設計図?が随所に挿入されたインタビュー。とりあえず、大阪にゆかりのある建築家であることに驚き。人物や建築物、専門用語の類はさっぱりだったが、そのせいかハイデガーや西田が出てきたのが印象的。川、森、古墳、さらに植樹と、自然を活かした建築に拘りがあるのは安藤が水の街大阪で育ったからこそ。まったく無関心だった「建築」に興味を湧かせてくれた一冊(になるか?)。以下メモ、「桜の会・平成の通り抜け」和辻哲郎『風土』「直島」「近つ飛鳥博物館」
2014/04/19
kiho
長期的な展望で物事を進めるのは、実は大変な事…それを続けている安藤さんの建築は、未来へのかけ橋☆今に左右されずその先を見つめる大切さを教えてくれる一冊♪
2012/05/04
うどん
今まで建築ってそんな興味なかったけど、なんとなく読んでみたらべらぼうにおもしろかった。てか、安藤忠雄って人間性もすごく良さそうだしそれが設計にもあらわれてんだな思いました。
2011/12/18
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