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夜の魚

夜の魚

夜の魚

作家
吾妻ひでお
出版社
太田出版
発売日
1992-10-01
ISBN
9784872330748
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夜の魚 / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

吾妻先生の追悼のために再読。『定本不条理日記』より、さらに暗い作品が並ぶ。タッチから考えると、最初の数作と最後を除いて、かなり初期の作品もあるようだ。ラストの「夜を歩く」は、どこかで読んだような気がする。ひょっとして『失踪日記』の元になっている作品かもしれない。近年になって頻繁に作品を出版してきて読ませていただいたが、新作が読めなくなるのは淋しい。

2019/10/22

オジャオジャ

じっとり根暗な少女への性欲が滲み出てる作品が並んどるなあと。佳作揃いだが表題作である夜の魚が最高。喫茶店で三千円で美少女の太ももに射精し酔い潰れた女学生をお持ち帰りするもぶち犯せずクヨクヨするばかりな感じが陰キャオタク的で共感しか無かったです😢😢😢😢😢

2023/03/02

wang

吾妻ひでおはロリコン漫画家と言われた時期があるが、だとすれば現在のロリコンとは隔絶された別概念になりそうだ。どこで変質したんだろうか?帯に私小説的作品ってあるけど、さすがにこんなことないと思うけど、もしかしたら吾妻さんには世界はこんな風に見えているのかもしれない。4節に分かれているが、「夜の魚」は奇妙な生物との日常生活。「ぬいぐるみ」は男女関係に関する哲学的内容。「陽射し」は少女をめぐる物語。「夜を歩く」は私小説的作品。

2014/09/10

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