私は如何にして幸福の科学の正会員になったか
私は如何にして幸福の科学の正会員になったか / 感想・レビュー
西澤 隆
他の分野では実はこういう本はよく見る。読み手の感覚では受け入れがたいことを「あなたはまだわからない。僕にはわかる。僕のステージが高いから」とやる論調。人文系のセンセイの本ではエビデンスが呈示されないこういうの、案外多いよね。おなじ様式が新興宗教を薦める本になるとその要素が出てきた時点で「おや?」とちゃんと思えるから不思議だ。逆に言えば、彼のような才能を持ってしても「腑に落ちる形」で新興宗教の説明は、できなかった。それは俯瞰視点を失った圧倒的当事者だから。終盤は、もう絵に描いたような新興宗教本。切ないなあ。
2018/09/19
カンパネルラ
タイトル通りだが、新興宗教ではあるが、景山の視点から言えばそれほどおかしなものではないことがわかるし、フライデーとかの裁判のことも克明に書いてある。
2009/07/07
サカナヘン
景山民夫さんを読みあさっていくと、どうしてもこの作品を読んでおきたいと思った。フライデー事件を知りたい人はいいかと。
2009/04/06
感想・レビューをもっと見る