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全国アホ・バカ分布考: はるかなる言葉の旅路

全国アホ・バカ分布考: はるかなる言葉の旅路

全国アホ・バカ分布考: はるかなる言葉の旅路

作家
松本修
出版社
太田出版
発売日
1993-07-01
ISBN
9784872331165
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全国アホ・バカ分布考: はるかなる言葉の旅路 / 感想・レビュー

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のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅

納戸を整理していて出てきた本。当時『探偵!ナイトスクープ』の番組で取り上げたネタを書籍化したもの。東京の人は「バカ」と言い、大阪の人は「アホ」と言う、はたしてその境界線は日本のどこにあるかを探ろうとした企画。軽く再読したけどいやぁ懐かしい🤣気づけばもう人生の半分以上「バカ」圏で生活しているけど、関西で生まれ育ったわたしの頭の中では今でも「バカだな」よりも「アホやなぁ」のほうがしっくりくる。名古屋で「タワケ」に遭遇し話がややこしくなっていく(笑)が、同心円状に言葉が分布していく様が解っていくのは壮観

2020/10/04

しふぉん

当時のナイトスクープは見ていませんが、大学の図書館で気になって借りました。興味深く、面白い内容でした。方言って奥深いですね。日本人の古来からの考え方が素敵です。また、ひとつのことを成し遂げる大変さ、素晴らしさが伝わってきました。テレビの企画を発端にここまで研究が進むなんてすごいです。

2013/05/10

hitomi

面白かったです!もっと軽いものかと思いきや、かなり学術的に踏み込んだ内容でした。プロデューサーの仕事をしながら多くの文献にあたって執筆されたのは、本当にすごいと思います。ネットのない時代に、よくこんなに調べたなー、と感心しました。

2022/01/24

orange21

アホとバカの地理的な境界線はどこか、探偵ナイトスクープの一つの企画からけなし表現が方言周圏論を体現すると気づいていく過程、沖縄のフリムンの語源や最大の謎であるバカ、アホについての語源に挑戦していく様子がドキュメンタリータッチで描かれる大変面白い本。後書きによると最初にまとめた本が専門用語が多く学術的な内容だったようで、本作は意図的に時系列での展開と平易な表現に心を砕いたようだ。あくまで素人という態度が見えて誠実だが、多忙なテレビ人が短期間でこれだけの学問を修めるとは本当に信じがたくまったく尊敬に値する

2019/05/21

ひろただでござる

何事も突き詰めれば知識の泉となる・・・か。罵倒語としての日本語は少ないというのは興味深い。見たかったなぁナイトスクープ。

2014/04/06

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