宮澤賢治殺人事件
宮澤賢治殺人事件 / 感想・レビュー
山田太郎
面白いのは題名で宮沢賢治にあんまり印象がないので、実像とは違うと言われてもなにがなんだかわからないので、もう少し普通の自伝から読んだ方が良かったのだろうと思いました。なんかこのくだけた文体はあんまり気にはなりませんでした。
2018/01/13
シルク
「宮澤賢治って…自己犠牲の人だって?無垢で清らかな人だって?ひたむきな人だって?貧しい農民に寄り添い生きた人だって?…けーっけっけ!ぺっぺ。馬鹿こくでね〜よ!そんなの全部賢治及び賢治作品の『誤読』だぜ!ちゃんちゃら可笑しいってなもんだ」…ということを明らかにしようとした本(実際本書はこういう口調)。…「農民の為に生きた、自己犠牲の人」「エコロジストの先駆け」「宗教に救いを求め、身を投じた人」等、宮澤賢治という人物を彩る夜の綺羅星のようなイメージは豊富である。賢治ほどに、非の打ち所の無い…かのように語られる
2015/04/08
まっきaka谷林
宮沢賢治評伝を読んだことのある人間だったら読めば必ず刺激を受ける。宮沢賢治の〈聖人〉像を、入念な取材と(水俣病患者のノンフィクションを執筆した経験のある)作者自身の経験との二軸によってこれでもかと解体しつくす。名著。
2019/03/24
そらまめ
再読。
2021/12/07
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