古田式
古田式 / 感想・レビュー
もりくに
一番好きなプロ野球選手の古田捕手に、一番好きな映画監督のヤクルト一筋の周防監督が行ったインタビュー。監督のあまりの舞い上がり様に鼻白む人も多いだろうが、「古田命」の私には、よだれが出るほど羨ましかった。草野球の投手の監督が、古田捕手にキャッチボールでなく座って投球を受けてもらった時には、よだれダラダラ。「ある人格があって捕手になったのではなく、捕手になって人格が形成された」と。人を観察する能力が養われたと。技術的な勝負をしているから「変わる」ことは、とても勇気がいるが、チャレンジすると。監督になる前の話。
2017/11/07
シロー
古田氏と周防監督の対談というだけで興味深いのに、出版が2001年ということは我が愛する近鉄最後の日シリで「いてまえ打線」が古田捕手のリードに惨敗した年ではないか。これは読むしかないと手に取ったものの、内容はイマイチ。野球をテーマに語るのなら専門の古田氏の奥深さを引き出すべき周防監督がはしゃぎ過ぎて、野球素人の立場を忘れて語りまくっているのに鼻白む事度々。最大の衝撃は読了後、読メに登録しようとしたら2009年に既に読んでいたことが判明。読んでる最中、全く気付かなかった。それくらい内容が薄かったってことかな。
2016/04/02
にじいろ
素振り1000本より松井秀喜のフリーバッティングを少しでもみた方が勉強になる、コツをつかむことだ、と。野球に正解はない。古田が大学時代にきつくても野球をやめなかった理由。など、どこを読んでもおもしろく、今度プロ野球をみるときは今までと違う視点で観るだろう。野球好きな次男が、試合前の練習をみたいと言う気持ちがわかった。周防監督、古田とキャッチボールできて、羨ましい。それにしても周防監督おもしろい。
2014/10/23
再び読書
もう少し古田氏の理論的な話を期待したが、そんな内容ではありませんでした。周防監督のファン対談本というのが、この本を表している様に思える。最初の中西太氏のアドバイスに開眼したと思っていたのだが、肝心の本人が覚えていないというのが面白かった。ただ江夏氏や野村氏の本に較べると物足らなかった。まあ対談本では仕方ないか?
2013/02/03
ニッポニア
周防監督の少々度を超えているはしゃぎぶりと古田の度量を読め。
2014/07/25
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