なんでもポン太 (QJクンズー漫画 (02))
なんでもポン太 (QJクンズー漫画 (02)) / 感想・レビュー
がんぞ
昔、過激思想を含んだ伝説のポルノ誌があったが、ロック誌編集長が「何をやってもいい」といったおかげで、麻雀ビギナーがポンできればなんでも「ポン」するようなぐあいに、思いつきをそのまま描いているような、面白くなくはない過激実験連作となった。居酒屋から「でたらめいうんじゃねー」といって雨中に放り出されるリフレインがアクセントになっている。弥次喜多風な日本情緒、地球防衛家風卑近な日常、アンディ・ウォーホル的なタイル状表記もあり。日本人の平均年齢が四十代後半になった現在は、主な関心事はエロよりも介護と自身のボケ防止
2019/01/02
還暦院erk
衝動買い。しりあがり寿さんの画業は尊敬しているのだが、個人的には「筆圧の弱いムンク」的人物画が不気味で少し敬遠していた。本作も筆圧弱いというかあえて鉛筆画の回もあったりして…でも水戸黄門的(又はチコちゃん的)決めページがほぼ毎回あってそれがクセになる面白さなんだなぁ。p92の「介護レベル」のギャグで不謹慎にも大笑い。p94~の小ゴマはホントに一人の作品?凄すぎ。p121~の人物大集合もかなり目をひく。さてお次は高野文子『黄色い本』再読だ。黄色い本つながりで(笑)。
2018/09/16
yom
80年代90年代のモンティパイソンを日本的解釈していった時代の雰囲気。ようするに今みるとやや古い。00年代初期にしても過渡期だったような。ナンセンスな深夜番組の特番と思えば赴きあるかなぁ。
2024/06/20
めめこ
ほんと なにやってもいいんだな〜!帯のことば通り デタラメなのに ナニかある よ。画もいいし。
2016/07/01
かやま
作者が「何やってもいいですよ」と言われて描いたマンガ。
2015/07/14
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