乙女なげやり
乙女なげやり / 感想・レビュー
kazu@十五夜読書会
2004年のしをんさんの爆笑日常エッセイ。ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。痛快ヘタレ日常エッセイ。当時のTVの旅番組に疑問・提案が、出演者のパターンが視聴者に対応していないとのたまう、しをんさん。若い男二人が旅館に泊まって温泉案内、特撮出身のイケメンの変身シーンのポージングを希望…妄想…⇒
2013/05/22
れみ
図書館で1冊丸々読んだけど、人がたくさんいるところで読むのは大変危険です。笑いが止まらなくなるので。とりあえず無駄に長い髪の毛で顔を隠しながら読みました←これもかなり不審者っぽい。それにしてもやっぱり、しをんさんは少女漫画とか妄想になるとすごい語るなー。
2013/06/16
Moemi
再読です。三浦しをんさんのエッセイは本当に大好きで、いつ読んでもどこを読んでも爆笑してしまうんですが、この本で特に繰り返して読んでしまう章は「仲良きことは美しきかな」と「破滅へ疾走する恋」です。弟さんとジロウ君との仲を勘繰る三浦さんが面白すぎる…。
2017/02/15
Zann
★★★★☆私はエッセイが好きだ。すごく共感できてなんだか自分自身に安心できたり、自分では想像もできないような考え方に驚いたり…。しをん作品のエッセイは初読みだったのだが、この『共感』と『驚き』の比率がキッチリ半々、「そうそう」と「へーー?!」を繰り返しながら読んだ。それにしても、『ここまでさらけ出してもいいのかね?』と少し心配になる様な内容で、しをんさんに親近感を持つとともに大好きになってしまった。他のエッセイも折りを見て読もうと思う。教えてくれたノエちゃん、ありがとーございました。(130)
2018/12/04
チヒロール
いや〜、面白かった! しをんさんのエッセイは初めて読みました。風呂を3日入らなくても平気、顔を5日くらい洗わないなんてっ…しをんさん、強者やわ^^;漫画が大好きなんですね。姉のことをブタさんと呼ぶ弟さんや、漫画ちっくなお母さんも面白過ぎ!親近感のわく身の回りのお話に和みました。他のエッセイも読んでみたいです。
2014/07/21
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