ライトノベル☆めった斬り!
ライトノベル☆めった斬り! / 感想・レビュー
緋莢
2004年刊行。<定義があいまいというだけでなく、呼び方もさまざま。そもそも(中略)「ライトノベル」なる呼称が発明されたのは1990年11月のこと。それ以前は、ジュブナイル、ヤングアダルト、ジュニア小説、ティーンズノベルなど、微妙にニュアンスの違ういろんな名前で呼ばれてきた>。<はじめに>で大森望がこう書いているように、“ライトノベル”という呼称自体が新しく、定着したのも 21世紀に入ってから(続く
2020/03/08
不自他
ラノベ前史が気になり購読。著者2人+聞き手1人の鼎談形式。一方的な評論でも、強引に結論を出す討論でもないので抵抗なく読める。ラノベ情報と同時に、当時の娯楽小説界隈の背景が解説されている。
2019/11/07
てふてふこ
メッタ斬りシリーズが好きなので読んでみた。これは・・・オタク色が濃い。ライトノベルの定義は未だ人それぞれだが、その本質はこれか!と教えられた。兎に角情報が詰まっていて、読みたい本がざくざく出来た。
2013/04/20
lotta7
面白かった!ライトノベル(以下ラノベ)を斬って捨てる印象のタイトルですが、基本的に活字中毒者二人の座談会です。ラノベの定義を検討したり、ラノベ度診断表を使用して、本のラノベ度数を診断したりしています。最初のラノベのタイトルやBL等にも言及し、ラノベ業界の裏話も豊富です。ラノベ・ブックガイド(1978~2004)が充実していて、『クラッシャージョウ』から『空の中』迄を、表紙写真付きで紹介しています。ラノベに抵抗がある人も、ラノベへの理解が深まる一冊です。オススメ。(↓感想補足有り)
2011/07/14
ねこ
10年以上前に出版された本なので、私が知っている本は少なかったですが面白そうな作品がたくさんありました。読んだことがある本の中ではキノの旅、㋮、イリヤの空UFOの夏、失踪HOLIDAY、涼宮ハルヒの憂鬱が紹介されていました。
2018/05/29
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