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酔って言いたい夜もある

酔って言いたい夜もある

酔って言いたい夜もある

作家
角田光代
出版社
太田出版
発売日
2005-08-23
ISBN
9784872339765
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酔って言いたい夜もある / 感想・レビュー

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やすらぎ

角田光代さんと食事をしながら気軽にほろ酔い女子トーク。目の前がどんなに慌ただしくても私は私だから、我が道を行く。人それぞれ求めるものも感じ方も違うし、好きなものは好きだし。でもね、気持ちって変わるもの。好きなものが嫌いになったり、嫌いなものが好きになったり。自分が何を目指して何処にいくのか分からないけど、触れられる範囲で自由にいられたらいいな。現実は厳しいときが多いけど、捉え方次第でどうにかなるよ。みんなそんなに特別なことはしてないから。お腹すいたら食事して、洗濯して笑って泣いて。ビール飲んで呑まれてね。

2023/04/02

nico🐬波待ち中

角田さんと同世代の女性4名との、お酒を飲みながらの対談集。皆さん個性的でポリシーもしっかり持っておられて、共感できるし何よりとても楽しい。中でも作家の栗田有起さんとの対談の中で出てきた「小説家は書かないことでも伝える」は目から鱗。これから本を読む時、その作家さんが敢えて書かない事についても考えないと、と思った。エッセイストの石田千さんが本も新聞も漫画も読まない、とキッパリ言われたのには驚いた。角田さんは様々なタイプの女性に対して、話を引き出したりまとめることがお上手だと感心した。この企画をまたしてほしい。

2018/06/17

ぶんこ

角田さんが「会って、本音で話したい」と思った同年代の4人の女性との対談集。人見知りでお酒が入らないとお喋りが苦手な角田さんなので、3人の方とはお酒を飲みながらの本音トークが炸裂していました。魚喃キリコさんと長島有里枝さんはしらなかったので面白かったです。私とは、4人と角田さんとで5人の女性たちとの共通点が無いに等しいからか、ぶっ飛んでいると感じたり、強いなあと思ったりで楽しめました。

2019/02/11

りつこ

読書不調の時は角田さんのエッセイに限ると手に取ったのだがこれは対談集だった。普段は人見知り、でも飲んだら無敵の角田さんが飲みながら食べながらの対談。これが面白くないわけがない。角田さんって意外と破天荒なところもあるけど全体的にはまじめで内向的でそのアンバランスが魅力だなぁ。対談相手の作品へのリスペクトと相手への興味がしっかりとあるので、読んでいると対談相手の作品を読み(見)たくなる。名言がいっぱいで何度も吹き出した。

2017/08/22

緋莢

<居酒屋やレストランで、直箸で同じ皿の料理を食べ酒を飲みながら、時間を気にせず話す。>という対談集で、対談相手は4人の女性。そもそも著者は、はげしい人見知りで、あがり症で、話すのが苦手。二十代半ばまで、相手に断ったうえで酒類を用意してもらっていたそうです(三十歳をすぎると、しらふでも人と話せるようになったとのこと) 最初の魚喃キリコとは、恋愛や同棲について、結構あけすけに語っています。栗田有起との対談では(続く

2024/05/09

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