さよなら家族
さよなら家族 / 感想・レビュー
於間抜新吾
父や母のことを考える。ずっとむかし、新築の家の完成が遅れたのかわからないが、その近くのお宅の土間をお借りして住んでいた時期があった。僕は幼稚園に上がる前だったが、不思議とその光景、ママゴト遊びのような暮らしを覚えている。本書のタイトルは「さよなら家族」だけど人と人とが暮らすぬくもり、希望があるように思える。最終話「父のいる風景」を読んでなにか懐かしさを感じて感想を書く。
2022/11/07
石田 正直
とても悲しくないようだった、バブルの前に書かれた話ですが、現在でも通用するような内容で、考えさせられました、特にET,現代社会を見事に皮肉っていました
2015/12/16
ぶちこっこ
出版は1994年、しかも書かれたのはそれよりかなり前なのに、いま読んでも全く古びていないテーマ性。中身は「さよなら家族」でありながら、ほろりとさせるエピソードに満ちている。石坂啓の先見性に脱帽。
2011/11/22
きりだんご⭐️新潮部
●ブックオフ
2014/01/27
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