マンガの深読み、大人読み
マンガの深読み、大人読み / 感想・レビュー
takaya
様々な視点を得られる本でした/ドラえもん・サザエさんに代表される「成長しない主人公」の話は永遠に書く事が出来るが、「成長する主人公」の話は永遠に書く事が出来ない。ドラゴンボールのように、強さのインフレを起こすか、あしたのジョーのように、少年期→青年期になり、テーマがかわっていってしまうからである/矢吹丈に正面顔はない/マンガは右から左に向かって進むから、右から左へと時間が展開する。矢吹丈が最後死んだかどうかはわからないが、ラストシーンで丈は、マンガにとっての未来である左を向きながら微笑んでいる。
2011/11/15
higurashi_jp
マンガ好きなら読むべし
2019/04/06
詩歌
海外ティーン向け小説が出てきたのは最近の事。それでも少女マンガは作られない。日本で少女文学は伝統文化。強味だね。
2014/04/16
桜井青洲
3部構成に渡り、マンガについて多面的に検証、考察されている一冊。1部。2部と読んできたマンガが数多く登場し、興味や好奇心をよりよく刺激してくれた。特に作家、編集という作りて側の声はマンガ読むうえで気持ちに厚みが増します。3部目「海の向こうから読むマンガ」はやや学術的表現や論調が自身の学の無さも相まって余計に思えてしまいました。マンガではないものでマンガを知りさらにマンガを好きになれる。とても楽しく読めました。
2016/12/06
ほしけも
矢吹丈は左(ページの進行方向)を見てるから生きているという説は聞いたことがある。コマに描かれた情報と自身も漫画を描いていたという経験から 作品に隠された、というか見落としがちなことを気づかせてくれる。 漫画ってスッとストーリーに入り込めちゃうから描かれてても 気がつかないことって多いなあ。
2012/11/20
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