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破戒 (まんがで読破)

破戒 (まんがで読破)

破戒 (まんがで読破)

作家
島崎藤村
出版社
イースト・プレス
発売日
2007-07-01
ISBN
9784872578126
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破戒 (まんがで読破) / 感想・レビュー

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mitei

被差別民の話を書いた1冊。この後全国水平社が出来て差別に立ち向かう流れが出来たんだろうなと思った。明治時代にこんな差別があったのかと勉強になった。

2017/02/08

徒花

KUにて。原典を読んだことはないが、思ってたよりもいい話でハッピーエンドだったのが意外だった。そして明治時代の被差別身分についての話だったのね。物語の筋としては比較的単純だが、だからこそ訴求力がある。おもしろかった。

2016/09/04

さらば火野正平・寺

ご存知『まんがで読破』シリーズ・島崎藤村『破戒』の一巻。うーむ…差別を扱っているというのもあるが、これは近いうちに原作を読もう。もしくは市川雷蔵主演の映画を見よう。そのくらい気になる内容だ。この描き方は明治39年の限界なのか?それとも島崎藤村の限界なのか?。この漫画のラストはハッピーエンドっぽくしてあるが、原作もこうなのだろうか?。読んでいて腹も立つし悲しくもなるし、とにかくざわざわさせる。差別小説と言う人もいながら今なお残っているだけの魅力が確かにあるのだ。漱石はきっとそこを評価したはず。

2014/10/27

鷺@みんさー

このシリーズはなんだか漫画の独特のクセ(表現方法)が強くて、この作品もやっぱりちょいちょいクセツヨ過ぎて内容が頭に入ってこない所もあったんだが、おとっつあんの亡霊が何度も甦っては戒めを説くシーンが印象的でした。破戒とは正に宗教の戒律にも並ぶ程の、鵠を射たタイトルだなと。当時は、そして残念ながら今日に置いても、破戒が人生を破滅するものと苦しんでいる人も大勢いるのだろうし、それでもこの作品が当時書かれた意味は大きかったのだと思います。次は原文で読まなければ。

2024/10/30

33 kouch

自然主義文学の代表作として手に取る。とても思うところがあった。まだ世の中には 差別意識はある。そして格差の延長で根深い差別もまた誕生しようとしている。真の平等とは何なのか。物凄く難しい。認めよう、受け入れようでは絶対に解決しない気がする。まずは自らが「知る」ことがスタート。そして思い遣ることから始まる気がする。

2024/05/07

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