地獄の小守唄 (ホラー名作館)
地獄の小守唄 (ホラー名作館) / 感想・レビュー
もえ
地獄変を読んだ直後に読む。ああなるほど。この人を膨らませると地獄変になるのか。「恐怖列車」はむっちゃこの子逃げるやん!って言いながら読んだ。最後が怖かったなー。
2016/09/15
ドント
昭和46年発売の短編集。6編収録+オマケ。日野日出志の漫画というのはどれもじっとり湿っていてページが重く感じ、狂乱と呼べるような内容でもどこかもの悲しい。氏の作品は執筆ペースがゆっくりになった時期から触れ始めたのだけど、「異形」「家族」「変身」「暴力」などのテーマはいつも常に埋め込まれていてその作風の変わらなさ、そして強度には驚くばかり。グロばかりでなく「七色の毒蜘蛛」の真っ暗なトーンが一転する雪景色の場面や「泥人形」の煙突から吐き出されるシャボン玉のような毒などの狂った美しさにも目を奪われる。
2015/09/04
Ryoichi Endo
貧困と残酷と奇形。
2014/04/17
-
「蝶の家」「白い世界」「博士の地下室」「地獄の子守唄」がお気に入り。
2012/07/09
感想・レビューをもっと見る