考えるキノコ 摩訶不思議ワールド (INAX BOOKLET)
考えるキノコ 摩訶不思議ワールド (INAX BOOKLET) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
茸と言っても蛍光色、花のような笠、レースのような笠、パフパフ胞子の発射などヴァリエーションが色々あって面白くて可愛い。「アガタクリタケ」が別名「食べられるペニス」なんて・・・(笑)小さい頃、父と近くの城跡で茸狩りをしたことを思い出しました。そういえば、「狸の茶袋」に触って胞子をパフパフ、出させるのが一番、楽しかったけ・・・・。文体の組み方や使われているページの用紙の変わり方に「以前、読んだ『きのこ文学名作選』と一緒だ!」と奥付けを確認した所、祖父江慎氏がまた、担当していることが判明しました^^
2013/01/15
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初版2008年。キノコの図鑑のようなイメージで読みました。中には、色と形がすごいものも。うーん、奥深し。
2016/11/15
たらちゃん
愛情を持って撮影されたキノコたち。魅力的な姿に、生まれ変わったらキノコもいいなと思いました。
2016/08/26
おおた
キノコの図鑑というよりは、キノコを受容してきた人間の歴史・解説が中心。写真も森でよく見る種というよりは、色や形が派手な種を多く取り上げる。現場で役に立つというよりは、机上でじっくり眺めて、植物でも動物でもない菌類の世界に浸るための本に分けられそう。ところで、本書で紹介されている科学映画「きのこの世界」ってもう見られないんでしょうか……? 蘚苔類でもこのくらいアバンギャルド(この文字組はいささか読みづらいけど)で、研究者・研究書に光を当てた本があるといいのに、とちょっとうらやましく感じました。
2016/05/01
ビリー
『ときめくキノコ図鑑』がサブカル寄りなのに対し、こちらは少し学術方面が強いのかな。『マタンゴ』についてのコラムがある辺りは十分サブカルだけど。キノコという一ジャンルがカバーする守備範囲の広さを改めて実感。
2013/09/28
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