レガシーⅡ
レガシーⅡ / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
国を統べるようになって責任感も芽生え、家族を気遣ってくれるステルダーに、ついフラフラっとなりながらも、寸止めするアレ―ラ姫というパターンが何度も描かれるが、緩急をつけて描いているので、「もしかしたらこのまま国王夫妻を全うする道もあるのでは?」と思わせる。この三人の関係は『風と共に去りぬ』のアシュレ&スカーレット&レット・バトラーを見るようだが、バランスが悪い。ステルダーの人間としての成長が二巻を通じて丁寧に描かれているのに対して、著者自身が「書きにくかった」と述べていたナリアンの魅力が描ききれていない。
2014/12/25
詩歌
ステルダーは文化背景からすると涙ぐましい努力をしてる。最後の決断も含め、主人公になってもいい成長を遂げた。ロンドンの老けない理由が判明。この本の萌はロンドンです!
2014/05/05
ふうか
すごくしっくりくる終わり方だった。ステルダーが徐々に変化していくのも見どころ。 この人が書いた作品をもっと読みたかったなぁ…。
2013/03/25
小日向 あさひ
1巻より、とても面白かった!! 文字通り怒濤の展開で、ページをめくる手が止まらなかった…。最初はアレーラの後先考えない行動にハラハラしていたけど、だんだん凛々しく格好良く成長していく彼女が素敵だった。あと「そこまでいっちゃうの!?」という話の結末に驚き、そして第三部の原作サブタイが『犠牲』って……と、かなり続きが気になる…。
2012/10/12
碧子
楽しんで読みました。めまぐるしく変わる状況。続きが気になります。アレーラ頑張れ!
2011/11/03
感想・レビューをもっと見る