オレときいろ
オレときいろ / 感想・レビュー
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
「きいろはとつぜんやってきた」。木の上に立つ鮮やかなブルーの猫と対峙する〈きいろ〉。最初の場面で一瞬、レオ・レオーニ氏の絵本を思い浮かべましたが、そこから俄然、アクションシーンが展開します。凄い迫力です。勢力を拡大する〈きいろ〉。地面が、空気が染まる中、懸命に応戦する猫。疲れて小休止。すうすう すやすや すうすうすう。次第に〈きいろ〉に飲み込まれていく世界。そして……。抽象的に描かれた絵本ですが、この感覚はとても良く分かります。だって、春は〈きいろ〉に運ばれてやって来るんだもの。2014年11月初版。
2015/03/15
おくちゃん🍎柳緑花紅
絵のパワーが素晴らしい!そしてオレときいろの戦い?の末のラスト、良いですねぇ。函館蔦屋にて読了。
2020/09/09
かおりんご
絵本。内容は深くないけれど、絵のインパクトがすごい!引き込まれます。
2014/11/12
さらば火野正平・寺
イマイチよくわからない話だが、躍動感あふれるダイナミックな絵本で見ていて楽しかった。【以下ネタバレ】一点の黄色を発見した猫。その黄色はてんとう虫だった。黄色を退治する為に必死で追いかける猫の前に怒涛の黄色の嵐が。黄色い動物達があふれ、黄色の嵐は文章の活字にまで吹き付ける。黄色に飲み込まれる猫。最後は黄色と上手くやるのだが、ハッピーエンドなのかどうかもよくわからない。ただ圧倒的な迫力に舌を巻く、それこそ嵐の様な絵本である。この黄色は春の比喩であろうか?。そう思うと花粉症の私はなんだか痒くなった。
2015/03/25
keroppi
ついでにもう一冊。黄色がとてもきれい。アクリルの発色と印刷は、相性がいいのかなぁ。ミロコマチコさん、今後も注目して行きたい。
2016/12/22
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