お手紙ありがとう (ともだちがいるよ! 2)
お手紙ありがとう (ともだちがいるよ! 2) / 感想・レビュー
chimako
【読みたい本より】大きな木が好きだった。今でも好きだけれど家にあると落ち葉や毛虫が気になってしまう。何時からだろ、そんなつまらないことを気にするようになったのは。大きな木の下はまるでシェルターのように諸々の雑事をシャットアウトして揺れる心を守り、寄り添ってくれるのかもしれないと、この本を読んで思う。これは一本の樫の木の友だちのお話。大人や子どもや小鳥たち。木を友だちだと思える心がまぶしい一冊。
2015/02/06
優花 🍯モグモグ
手紙の温かさが伝わる一冊でした。大切な人には、不器用でも字が汚くても、心を込めて手紙を書きたいと思う一冊でした
2013/08/07
hoin
ほんわか温かい優しい気持ちになれますよ。
2013/02/25
どら母 学校図書館を考える
勤務先で
2020/09/17
びすけっと
2013年1月刊。図書館新入コーナー出会い本。お手紙の相手は誰なんだろう・・・しばらく分からぬまま読み進めました。焼け野原に残った一本。そして子どもたちがつくった林。校長先生の「あの木をたいせつに思っている人の『ことば』を、できるだけたくさん」(集めて下さい。)(p.68)はつい大人が諦めがちな大切な民主主義を教えてくれている気がします。終戦から70年の節目となる今年2015年の初めに素敵な本とで会えました。
2015/01/01
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