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スノードーム

スノードーム

スノードーム

作家
安西水丸
百瀬 博教
出版社
日本スノードーム協会
発売日
1996-02-01
ISBN
9784873761596
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スノードーム / 感想・レビュー

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ぶち

ドームの中に閉じ込められた建造物、船、飛行機、山などを眺めていると無性に旅情を掻き立てられたり、哀愁を感じたりします。署名な方々がスノードームについて語っています。これらを読んでいて気づいたのは、多くの人がスノードームを眺めることにそれぞれの哀愁を感じていることです。何故なのでしょう?閉じ込められているから?雪が降るから?...よく分かりませんが、でも、スノードームをコレクションしてはいけないと思いました。たくさん集まっていると、スノードーム特有な旅情を誘うような雰囲気を損なってしまうに思えるのです。

2020/02/08

ツバメマン★こち亀読破中

安西水丸が会長、百瀬博教が事務局長となって“日本スノードーム協会”なる会を作り(まだあるのかな?)、それを盛り上げるために出されたっぽい遊び心満載(でも手は抜いていない!)の一冊。二人の対談&豪華執筆陣によるスノードームにまつわるアンソロジー。川本三郎、常盤新平、糸井重里、淀川長治(村上春樹はいません!)…なかでも沢野ひとしと湯本香樹実(作家、とある)の文章は泣ける!…無知でごめんなさい!湯本って誰だ?この1文だけで作品を読みたくなりました!

2022/12/03

エス

色川武大とか、この本とか読んでしまうと、田舎育ちの人間では絶対かなわない文化資本とか、おんなこどもじゃダメなんだなぁ、みたいなことを思い知らされてため息が出る。東京育ちと田舎育ちでは不良や下品ですら文化がぜんぜん違うんだもの。

2014/09/14

ジュースの素

なんと凄い本! 安西さんと百瀬さんとの対談を軸に、あとは錚々たる人たちのエッセイ。スノードームを知らなかった人もいつの間にかコレクターになってると言う現象。いいなぁースノードーム。夢が詰まった小さな空間。本は古いけど思いは古くなんかならない。

2022/04/14

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