映画を見ればわかること
映画を見ればわかること / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
川本さんの映画エッセイに特徴的なのは、とくに女優を語るときの語り口。ある映画のワンシーンを紹介するとき、たまにその女優の名前のあとに(可愛い!)とか(きれい!)といった「!」マーク付きの合の手が入る。
2005/01/24
kinkin
この本で紹介されている映画は全て観たことはないが、読んでみるとそんな映画を見たくさせてくれる本。
2013/01/10
白いカラス
読書メーターのFさんよりお薦めとあり読んでみました。その時代(昭和40年代)確かに日本映画は高倉健さんの網走番外地がなんといっても人気がありましたね。映画館に入って健さんが登場すると「健さん||」と声がかかって東京の「映画館てすごいなとびっくりしました。そんな中で「男はつらいよ」は徐々に人気を博してきたという感じでした。日本映画では木下恵介さんより小津安二郎監督の「東京物語」や「晩春」が私はお気に入りでしたね。色々な映画の紹介もあり懐かしかったです。洋画は次回に感想を書きますね!
2023/05/21
YuiGaDokuSon
キネマ旬報に掲載された連載コラムの単行本第一弾。これまで興味のなかったジャンルや国の映画までが、川本さんのコラムを読むと非常に興味あるものに変わってくる。映画を見る視点、ポイントをいろいろ教わっている感じがする。それにしてもカバレッジが広い!
2010/09/06
糸くず
温かくて丁寧な映画評。川本さんが新宿のTSUTAYAで見た平山秀幸監督の色紙の言葉が心にしみる。「映画づくりには、知識、才能、経験、チームワーク、色んな『事』が必要だと思う。でも、現場を一番支えているのは、ガムテープと組紐だ」
2009/12/29
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