河森正治 ビジョンクリエイターの視点
河森正治 ビジョンクリエイターの視点 / 感想・レビュー
参謀
河森正治がどのようにして作品を生み出してきたかが書かれた本。作品のイラストはほぼなく、少しのデザイン画と取材の写真、そして残りの全部がテキストとなっている。技術の話も全くない。しかし読み応えはすごくあった。代表作「マクロス」はもちろん知っていたが、サイバーフォーミュラのマシンデザインもしていたとは。美樹本晴彦と慶応仲間だったり、24歳で「愛・おぼえていますか」で監督デビュー。そして繰り返し書かれている【オリジナル作品しかやらない】という強い信念があるからこそ、ああいった斬新な作品を生み続けているのだと。
2014/11/30
滝沢キック
旅の記録が非常に面白い。良いビジョンを表現するためには、経験しかない。とんでも超人の備忘録。
2014/08/17
はるかかなた
すごい文字量&情報量にびっくり。ご本人の興味の範囲がとても広いので、いろんなことについて様々な切り口で考えたことが述べられていて、ひっじょーに面白いです! 賛否はあると思うけど、沢山の人に読んで欲しいなー。どの人にも、何がしかのヒントと発見があると思うんだよね。
2013/07/07
アルクシ・ガイ
「クリエイターになりたいなら、旅に出よ」の帯に惹かれて読みました。とくにファンというわけではない(結構「眠い」アニメが多い)せいか、「何かめんどくさそうな人だな」が第一印象でした。様々な土地に行き人と会い吸収し、でも出来上がった作品はいまいち私とは感性が合わない…世界の写真はプロ裸足だった。
2013/06/04
tomdam
独特な発想に驚き、作品を改めてみたくなった。
2013/02/01
感想・レビューをもっと見る