富野由悠季 全仕事 (キネマ旬報ムック)
富野由悠季 全仕事 (キネマ旬報ムック) / 感想・レビュー
富士さん
一人のクリエーターをテーマにしたムック本としては最高のものだと思います。子供の時からの本人のインタビューに、それに合わせた通時的な関係者のインタビューと評論を添えた構成と、何よりその密度は、他に例を見ないものです。プロデューサーやテレビ局関係者の証言をわざわざ取ってこようという考えは、安直な企画では出てこないでしょう。おっさんのツンデレには萌えようもないので、富野さんのひねくれた語り口はうんざりしていましたが、本書を読み通すと、富野さんのツンデレも可愛いのでは?と感じてしまう、そのくらいすごい本でした。
2021/06/21
ryo
富野由悠季のこれまでの生い立ちや作品に関する思想が、本人のインタビューをはじめとした多くの人たちからの発言や評論により構成された良本である。 富野作品に関わってきたスタッフやロボットアニメの精神史的な観点でも体系的に学ぶことができ、それぞれの作品に対する理解の助けにもなった。
2020/03/07
Keisk S
何か忘れた読み直すけど、このジジィはアグレッシブだ❗
Takashi Morimoto
ライディーンからザンボット3あたりのくだりが一番面白かったな。職場に友達いない人がどうやって仕事へのモチベーションを上げていくか考えさせられる一冊。
2013/01/21
KPK
「トミノ監督ってキ○ガイなんですか?」で始まる富野由悠季スレを読んだことのあるトミノ信者は必読。ムックとはこういうものだ!という厚みのあるいつまでも色褪せない内容。買って損はしない。
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