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書評のおしごと: Book Reviews1983-2003

書評のおしごと: Book Reviews1983-2003

書評のおしごと: Book Reviews1983-2003

作家
橋爪大三郎
出版社
海鳥社
発売日
2005-09-01
ISBN
9784874155424
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書評のおしごと: Book Reviews1983-2003 / 感想・レビュー

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ころこ

随分古い本なので、書評されている未読の本の多くを読もうとは思いません。既読の本のレビューとして、著者はどういう問題意識で読んだのか、知に対する向き合い方の修練として読みました。細かい読解よりは、誰でも理解できる言葉に、その知識人の力量が表れます。著者の言葉は、誤魔化すことが無い生真面目さが文章からにじみ出ており、とりわけ解像度の大きい言葉に力があります。その著者が「でも、我慢して読んでいくうちに…少しずつわかり始めました」と書いてあると、読み辛く、分からない文章でも、忍耐強く読まなければと気持ちを新たにし

2019/05/30

魔魔男爵

橋爪が20年間に依頼されて書いた書評を収録したもの。社会科学の硬い本が多いが、佐々木教の『ナンパ写真日記』なんていう軟弱の極地の本まである。ポケモンの本も漫画も有り。小説は日本がほとんど。海外SFは一冊もありません。橋爪は中学の2年間にSFを読み捲くりSFはもう読む価値がないと悟ったそうです。その分自然科学本が多ければまだ納得出来るが、人文科学社会科学に偏向しているので、自然科学や数学のファンにはあんまり参考にはならない。ホフスタッターの見事な解読もあるが、ジェンダー観芸術観が普通なので橋爪はもう読まぬ。

2013/04/22

薫風堂

書評って職人芸だなとあらためて思う。離れて眺めたり、寄り添ったり、真正面から格闘したり。いろんな距離の取り方がある。

2010/08/12

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