白鳥の湖
白鳥の湖 / 感想・レビュー
abaoaquagga
催眠術師に始まり手品師で終わる構成。胡散臭いカンジ。過去単行本の『罪と罰』に類する短編(もっともらしく女体にイヤラシイことをする)が多い中、男がサド女に虐げられる話もあるのが特徴か。「天馬博士の愛の渇き」のどう見てもアトムなロボットや、「ガリバー旅行記」の勢い任せのオチなどは可笑しい。反面、「ザ・ガードマン」の終盤は狂気そのものでかなり怖い。「眠りの森の美女」は『オーロラ 森の奥の永い睦言』と同じ題材だが、特に繋がりのないポルノとなっている。
2024/11/23
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