自然学曼陀羅ー物理・感覚・生命・芸術・仏教から
自然学曼陀羅ー物理・感覚・生命・芸術・仏教から / 感想・レビュー
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のんべんだらりと読んでいたので(読むのが人並み外れて遅いからいつものことだけど)雑駁な印象しか残っていないが、本書で試みられたのは宇宙や自然といった無辺な事柄について、われわれが普段それをとらえ考えるものさしや、細分化された科学や学術による宇宙像・世界観を読みなおすことにあるのだろうと思った。ここに登場する碩学たちや、あるいはポーやデュシャンらの企図、そうした試みは稲垣足穂翁以来絶えて久しいのではないかと。序盤でガウスが登場するあたりが滅法面白かった。掉尾のエッセイが本書を把握するのに役立った。
2016/02/08
モモのすけ
「もともと生物進化は情報進化であった」
2009/08/30
ロバーツ
松岡正剛の原点。
2024/11/16
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