アジアの音・光・夢幻 (杉浦康平デザインの言葉)
アジアの音・光・夢幻 (杉浦康平デザインの言葉) / 感想・レビュー
保山ひャン
バリで見た蛍、バデ(山車形の葬儀塔)、チベットのルンタ(風の馬)、杉浦氏がデザインしたブータンの切手。韓国の花嫁衣裳やジャワの王冠、敦煌の仏龕、チベットの法具マンダラに見る蓮華。シカモアの樹、影絵芝居ワヤンで使われるグヌンガン、ペーズリー文様、祇園祭の山鉾に見る生命樹。インドで大地の色をしたチャイとカレーを。クルタ、力士、火を噴く亀ブタワン・ナラ、貴重な本を食べる飼い犬、サントゥールのコンサートを香りで彩った「ラーガ・香絃花」つながりの中村祥二との対談など。アジアのにおいが清清しくも強烈。
2015/12/23
matsukin
古き良きアジアの姿を垣間見ることができる。アジアはこれからどこへ向かおうとしているのか。
2011/09/09
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