気まぐれ古本さんぽ
気まぐれ古本さんぽ / 感想・レビュー
阿部義彦
均一小僧の異名を持つ古本ライターの岡崎武志さんの、古本屋巡りの旅の記録です。二誌を股にかけて連載されており、現在も続行中です。最後に脚注があり、現在の消息が書いてあるのが親切です。残念ながら現在は閉店終了したもの、ネット販売に移行したもの、また御主人が逝去されたなどの情報があります。御自身の本にはサインを申し出たり、初めての本屋では、なるべく挨拶がわりに本を買って自分の息を吹きかける熱心さです。移動には青春18切符を最大限に利用したり、レンタサイクルを使用したり、流石貧乏の権威(失礼!)でもあります。
2015/11/14
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
青春18きっぷでいろんなところに行きたいと夢が広がる一冊であった。
2019/09/26
nobu23
ひたすらに様々な古本屋に巡る本。8年分という事で凄いボリューム。 書籍内でもすでに閉店した店は言及されているが、少し古い本なので、今はどれくらいの店が残っているのか気になる。
2023/08/09
Manami
★★★★★ 岡崎さんの紹介する古本屋や、書籍、そしてカフェは、すごくいいものばかり。本を読みながらグーグルマップに古本屋さんの場所をピンでマークしたり、アマゾンの欲しいものリストに入れながら、読んでます。花会、楽しそうだなあ。あと、古ツアさんとビール片手に古本屋の話しかしなかったというくだりで、その様子が浮かんできて、大笑いしました。
2017/05/25
hiratax
この本の年代は、ちょうど出版社に入ってやめて大学院に入り修了するまでだ。著者が30歳を過ぎてから上京し、小さな出版社に潜りこむもまもなく潰れてフリーランスとなり、36歳で結婚したという話を聞いて、なんだか勝手に元気づけられる。古本めぐりは私もするんだが、ほとんどブックオフ基点になってしまっている。それだけ個人の古本屋がなくなっている。実際本書内の追記でも、その後閉店、が多い。
2016/03/29
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