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故郷七十年 (のじぎく文庫)

故郷七十年 (のじぎく文庫)

故郷七十年 (のじぎく文庫)

作家
柳田国男
のじぎく文庫
出版社
神戸新聞総合印刷
発売日
1989-04-01
ISBN
9784875214588
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故郷七十年 (のじぎく文庫) / 感想・レビュー

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横浜中華街2024

1959年、柳田が83歳の時に出版された自伝。 「柳田国男展」で自伝の存在を知って図書館で借りて読んだ。柳田の隠れた名作と言える作品。現在は入手困難なようなので出来れば文庫本などで再版して欲しい。柳田はその人生を通して森鴎外、田山花袋、島崎藤村、和辻哲郎、南方熊楠などを初めとする様々な分野の著名人たちと交流関係があったことに改めて驚かされる。(芥川の小説「河童」は柳田の研究をもとに触発されて書かれたものだそうだ。)後半の1/3くらいは自伝というよりむしろ交友録・個々の話題の随筆のようになってる。

2015/12/06

pyonko

福崎訪問に合わせて再読。生家や兄嫁の話でていた池を見ることができ感慨深いものがあった。

2015/03/08

pyonko

齢八十の時に口述という形で連載された氏の回想録。 自分の家族・故郷というものに対して、 これだけ語れるのは素直にすごいと感じる。 また、交友関係も幅広く、 この人物とも関わりがあったのかと驚くことも多い。 疑問に思ったのは、 親・兄弟のことには良く触れているのだが、 本人の結婚に関しては全く触れられていない点。 故郷がテーマであるのだから、 そういうものなのかもしれないが。

2014/03/19

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