瀬戸内海モダニズム周遊
瀬戸内海モダニズム周遊 / 感想・レビュー
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豊富な図版や写真を眺めただけで終わってしまった。図書館への返却期限が迫っていたからだが、じっくり時間をかけて読めば面白い本だったかも。瀬戸内海が国立公園に指定されて80年。どのように人々に親しまれて、また利用されてきたかを明治から戦前までに出されたユニークなパンフレットや絵地図、絵葉書などを使ってマニアックに解説している本です。
2014/06/26
katashin86
「瀬戸内海」という名前自体が、明治時代に翻訳語としてできたということが、まず驚きだった。 住んでいる人にとっては、播磨灘と燧灘は別々だったけど、観光舟運の発展や「国立公園」指定によって、外の人にとって一体とものとして「発見」される。それが、住んでいる人にも「瀬戸内海の中の我が町」という風に、地域イメージに影響を与えていく。
2015/07/15
深窓
もともと各地域ごとに認識されていた「瀬戸内海」が近代になって他地方出身者の視点を通じて「瀬戸内海」として一体化して把握されるようになったことは意外だった。モダニズムといえば、阪神間モダニズムが想起されるが、瀬戸内海の各地方都市でもそれぞれの都市の産業や資源など特性にあわせてモダニズムが発展していった潮流が興味深い。戦前の呉の隆盛が印象に残った。
2021/06/08
Takaya Fukuchi
主に近代初期の瀬戸内海を観光から見る際、それと鳥瞰図は重宝しそう
2018/11/14
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