天野祐吉対話集─さよなら広告 さよならニッポン
天野祐吉対話集─さよなら広告 さよならニッポン / 感想・レビュー
へくとぱすかる
ことば、マーケティング、音楽、ジャーナリズム、などなど。時期はかなり幅広く、雑談に近いので、はっきりと結論があるわけではないが、現代という時代の空気をしっかりと伝えている。表現が古いと、いくら一所懸命でも伝わらなかったり、主権在民という世の中の基本姿勢が危うくなるのは、時代のせいばかりにしていられない。容易に出ない答えを求めるヒントになるだろうか。
2019/06/26
nizimasu
今更ながら80年代から90年代の広告批評の影響は大きいのでした。登場する人たちにシンパシーを覚えて、今でもその動向は気になるし、やzつぱり天野さんのニヒリズムや隠居精神みたいなものがどこか自分の中に染み付いているのをこの本を読みながら再認識してしまった。ほぼ日を始める前の糸井さんとかもよくよく読むと論旨は一貫しているし、仲畑貴志さんとかの言葉の勢いもかなりなつかして読みました。それにしても横尾忠則さんとの漫談のような対談は、今となっては都築が聞けないのかと思うと残念至極であります
2014/11/03
Akihiro Kitano
天野祐吉さんといろんな人との対談本。自分は、けっこう対談本が好きだ。谷川俊太郎さん、糸井重里さん、辻井喬さん、住井すゑさん、サトウサンペイさんあたりの対談が特に面白かった。
2015/11/20
hideko
消費が華やかな時代が懐かしかった。 今を語るなら?
2015/05/09
み
言葉と音との乖離とか。やはり一番はじめの谷川俊太郎との対話がよい。
2014/12/17
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