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暴力の学校倒錯の街: 福岡・近畿大附属女子高校殺人事件

暴力の学校倒錯の街: 福岡・近畿大附属女子高校殺人事件

暴力の学校倒錯の街: 福岡・近畿大附属女子高校殺人事件

作家
藤井誠二
出版社
雲母書房
発売日
1998-11-01
ISBN
9784876720682
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暴力の学校倒錯の街: 福岡・近畿大附属女子高校殺人事件 / 感想・レビュー

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not six

正味2時間で一気読み。「不良」や「非行」という概念も学校ありきで作られている。学校側の無根拠かつ理不尽な論理を読むにつけ、自分で受けた理不尽な仕打ちを思い出した。「俺に楯突く奴なんてめったにいねえぞ」と脅してきた体育教師や些細なことで手を挙げる教師。教師とは理不尽で理解不能なものだと思っていたので高校の倫理の先生が「普通のおじさん」だったときは物珍しかった覚えがある(笑) 最も卑劣だと感じたのは加害者や弁護人が「たたく」という言葉を使ったことだ。「殴る」という表現を避ける我が身可愛さが、見苦しかった。

2013/06/12

うろたんし

母の知人に薦められ。あんまり面白くはなかったかな。不良少女が、暴力教師に殺された話。根も葉もない噂が広がって、子を亡くした両親に対して遠慮のない罵声を伝える一般市民。前から思っていたことやけど、暴力はなんにも生まない。叱るときに手を出すひとはいない。出すのは怒るとき。怒るのは自分のため。自己中心的なひとは誰も救わない。

2013/04/06

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