日本のバス年代記
日本のバス年代記 / 感想・レビュー
えすてい
日本を代表するバス専門交通ジャーナリスト鈴木文彦による、日本のバス車両史。日本の自動車黎明期から戦前、戦後復興、高度成長、安定成長、モノコックからスケルトン、路線バス低床化と環境対策など、主にその年代のメーカー別に網羅している。鉄道と違って顧みられることが非常に少ないバス車両の貴重な写真も豊富に提供を受け、戦後のガソリン車や大型車製造から撤退したトヨタと日産のバス、事業者特有の珍車とかにも触れられている。鈴木文彦のバスへの見識と造詣の深さが感じられてくる。名鉄の85年式バンホールAU138Jは懐かしい。
感想・レビューをもっと見る