美と深層心理学 (プリミエ・コレクション)
美と深層心理学 (プリミエ・コレクション) / 感想・レビュー
井の中の蛙
東畑さんのおそらく最初の本。先生の博士論文が基になっているだけあって、文体は格式張っていた。第Ⅱ部・美のパーソナリティーが面白かった。
2024/08/09
ひろゆき
心理療法などについてほぼ無知なので、どうかなと思いましたが、通読でも意外に分かりやすく、助かった。三島由紀夫を素材に、人から見られる表面にこそ存在を実感する人々の説明が特に分かりやすく、面白い。過度なファッションへの浪費、整形などに走るこころの有り様。こころは分析で表面を取り払って現れるものではないなどの方法論。
2013/11/22
たろーたん
心理学の説明よりも美学の概説が個人的に面白かった。「美とは何か」という問いの「何」の部分にイデア・神・主観・意識・こころが当てはめられ、その正体・メカニズムを明らかにしようとするのが美学の問いである。近代の美学はバウムガルデンが代表するように「感性学」とされ、人間の感性が中心となるが、それはデカルトから出発した近代の産物である。それ以前は、超越者的(イデア・神など)な視点から「美」とは何かを考えていた。
2021/03/10
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