教養の再生のために: 危機の時代の想像力
教養の再生のために: 危機の時代の想像力 / 感想・レビュー
ゆゆゆ
見つけたのはたまたまやったけど、本当に本当に読んで良かった本。 私がずっと、漠然と「賢くなりたい」と言ってきた、思ってきたことの中身と意味がこの本にあった。教養。 私は、私のなりたい人物像に1mmでも近づくために、それが具体的にどういう道に今後進むことを指すのかはいまはまだわからないけれども、これからもちゃんと頑張っていかないといけないと、想いを新たにしました。 やはり徐京植さんは私にすごい衝撃をもたらしてくれる。
2018/10/12
北川みなみ
現代における教養とはなにか。 かつて「限られたエリート、特権階級の男だけが享受」していたものだが、誰しもが自己が自由であることを改めて考えるべき現代、より多くのものが身につかなければいけないものである。 そもそも自由であるとは、自分自身の知識から自分自身で物事を判断し、自分自身の意志に従って決定をすることである。 自然と機械的で隷属的な存在に向かってしまう人間だが、自由であることを放棄してはいけないのだ。 そして自由であるために必要なのが教養である。
2016/10/20
むとうさん
『物語現代経済学』の中で「教養について考える」ための本として紹介されていた流れで。教養とは自分で何をすべきか決めるための力であるというのは納得できるし、大学の大衆化により「何を学ぶか」を選ばせていられなくなった事情が教養を衰退させたというのは面白かった。ただ全体に流れるアプリオリな「反戦」ムードがちょっとなぁ(私は戦争好きです!という意味ではないです、念のため)。「自分で決める力が教養」なら自分で「戦争します」と決めてもいいんじゃないの?とか思ってしまうのはひねくれすぎ?思想じゃなくて、ロジックの問題ね。
2012/01/27
norio sasada
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/def99baa5173f69c60eaa86750860c72 https://note.com/norio0923/n/ncfcd2f5e2871
2006/05/19
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