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ピンクのチョコレート

ピンクのチョコレート

ピンクのチョコレート

作家
林真理子
出版社
幻冬舎
発売日
1994-07-01
ISBN
9784877280161
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ピンクのチョコレート / 感想・レビュー

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あつひめ

林さんの生み出す女性たちは、お金があったり、仕事もそこそこうまくいっていたり、家柄がとっても良かったり…どこにでもいるはずなんだけどこんなにいっぺんにそんな人たちと出会うことはないから自分の知らない世界の生き物として楽しめてしまう。一癖も二癖もある人が多くてできればお目にかかりたくないタイプが多いけど怖いもの見たさでついつい読んでしまう。現実と違うことが楽しめるのが読書。目的を果たしているように思う。「ランチタイム」が印象的。年を重ねた女心って狡い部分もあり~の純真になろうとする部分もある。わかるわ~。

2011/05/19

そのぼん

恋愛もので女性の目線で描かれた短編集でした。出版されたのがかなり前のようで少し古さも感じましたが それなりに楽しめました。何気ない日常の中のことを描いた感じだったのでよ読みやすかったです。

2012/08/10

Taito Alkara

林真理子、読まず嫌いしていました。しかし、読んでみると、あら不思議、面白いじゃないですか。この作品はありそうなお話の短編集。読みやすいし、それぞれには小さなカタルシスがあって、もっと著者の作品を読んでみたくなった。

2015/10/24

みけ

猫を連れて。ピンクのチョコレート。真珠の理由。初めてという言葉ほど他の女を傷つけるものはない。 おちが面白い。四歳の雌牛。ランチタイム。偶然の悲哀。赤い糸。眠れない。気づかないということは何も知らないということだ。相手が何も知らないということは何も起こらないということだ。勤め人の家。

2014/08/06

安芸あずき

なんだか哀しくなってしまった。いや、そういう話だと裏表紙にあらすじが書いてあったけれども。まだまだ若い小娘が、将来の恋愛に軽く絶望したのは仕方ないと思う・・・。林真理子をはじめて読んだ今回、私もほろ苦い気持ちになりました。

2011/02/05

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