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ピアッシング

ピアッシング

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作家
村上龍
出版社
幻冬舎
発売日
1994-12-01
ISBN
9784877280338
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ピアッシング / 感想・レビュー

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dynabook77

2人とも幼児虐待(被害)経験者。 村上龍先生あとがき >略)そういう人々の叫びと囁きを想像力によって翻訳するのが作家の仕事なのだ。

2024/01/08

TM

異常者二人の心理描写が半端ない。村上氏本人の中にある心理変化を描いてるのではなく、(あとがきによると)取材や研究によるものだと考えると、彼は天才すぎる。

2019/06/08

前田

久々に村上龍の作品を読んで、面白かった。精神の変化を無機質な物体の移動や変質に例えて表現するのが本当に多いな、と思った。

2018/12/30

暇潰し

虐待を受けて育った二人の男女。男は女を傷つけたがり、女は自分を責め苛む。話としてのオチはなく、作者があとがきで述べていた「殺人鬼と自殺願望を持つ人が出会ったら」をそのまま小説に書き起こしているもの。その後どうなるかは全くわからず、この二人がどういう行動をするかをじっくり描かれている。タイトルがタイトルなため、流血描写や(実際犯行には及んでいないものの)グロテスクなシーンを思わせる描写がある。男はあの後やはり女を殺したんだろうか?二人であのまま自分達の秘密を共有して楽しみ合うのだろうか?

2018/09/13

Nomura Chie

怖かった・・・何度も途中で読むのをやめようと思ったけれど、止まりながらも最後まで読んだ。「最後まで読んでよかった」と思えた。 幼児虐待に関して、この国の対応はとても悪いと、日頃から危惧している。

2015/08/22

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